大学在学中(79年~84年)は「1日に3本、月100本の映画を観る」「月に1本シナリオを書く」これを自分に課していました。「映画監督になりたい」と思っていたので、合コンしたいとか、サークルに入ろうとか、大学生活を楽しみたいという発想はなかった。スピルバーグは20代で映画を作っている、作るにはできるだけ多くの映画を観なければならない。そして、映画監督になるための一番の早道はシナリオを書くこと。早くしないと30代になってしまう。結局、大学時代の4年間で4000本の映画を観ました。この映像の蓄積は大きい。頭の中はいまでも映像でいっぱいです。これが、僕のあらゆるクリエイティブなことのベースにもなっています。